介護2割負担の拡大 見送り
投稿日時: 2023-12-25 (212 ヒット)
介護保険サービス利用料を2割負担する対象者拡大の実施が、先送りされることとなった。厚生労働大臣は、財務大臣折衝後の会見で、負担への金融資産などの保有状況の反映の在り方やきめ細かい負担割合の在り方と併せて引き続き検討を行い、2027年度までに結論を得るということとした、と述べている。
診療報酬 全体で改定率マイナス0.12%に決定
投稿日時: 2023-12-25 (281 ヒット)
来年度の診療報酬の改定率が、全体では0.12%減に決定した。医療従事者等の人件費に充てる「本体」部分は0.88%(うち0.61%は看護師やリハビリ専門職などへの賃上げ、0.28%は若手医師の賃上げや事務職員の賃上げに配分)増、薬代の「薬価」は1%減となる。また、同時改定される介護報酬は1.59%、障害福祉サービス等報酬は1.12%、それぞれ引き上げることとなった。
健康保険証 マイナ保険証への一本化は2024年12月
投稿日時: 2023-12-25 (153 ヒット)
政府は21日、現行の健康保険証を2024年12月2日に廃止する方針を固めた。22日の閣議で廃止日を定める政令を決定する。「マイナ保険証」に事実上、一本化され、同日以降は新規発行が停止される。発行済みのものは有効期限内であれば最長1年間は使用可能。マイナカードを持たない人には「資格確認書」を発行して対応する。
来秋に紙の保険証廃止を表明
投稿日時: 2023-12-18 (260 ヒット)
岸田首相は12日、マイナンバー情報点検総本部で、点検結果の報告を踏まえ、紙の保険証を来秋に廃止すると表明した。今後は、再発防止対策を講じつつ、マイナ保険証の円滑な利用に向けて、マイナンバーカードの改善を進める。総務省では、暗証番号の設定が不要で用途を保険証や本人確認書類に限定したマイナンバーカードを、高齢者の負担軽減策として15日から導入し、希望者全員に交付する。
厚労省改正案 雇用保険加入要件「週10時間以上」に緩和
投稿日時: 2023-12-18 (340 ヒット)
厚生労働省は13日、労働政策審議会雇用保険部会で、雇用保険の加入対象について、現行の「週20時間以上の労働」から「週10時間以上の労働」に拡大することを含めた雇用保険制度改正の取りまとめ案を示した。失業給付などの支給条件となる労働日数の基準の緩和等も盛り込まれた。加入要件見直しは28年度中に実施する。2024年1月までに詳細を詰め、24年通常国会に関連法案を提出する。
与党税制改正大綱を決定
投稿日時: 2023-12-18 (193 ヒット)
自民、公明両党は14日、2024年度の与党税制改正大綱をまとめた。構造的な賃上げ実現のため、1人当たり4万円の所得税などの定額減税、賃上げ促進税制の拡充・延長が盛り込まれた。また少子化対策として、児童手当拡大に伴う16〜18歳の子を持つ家庭の扶養控除見直し、子育て世帯の住宅ローン減税の上限維持、23歳未満を扶養する世帯の生命保険料控除引上げなどが盛り込まれた。
「くるみん」認定基準厳しく 男性育休取得率30%に引上げ
投稿日時: 2023-12-11 (293 ヒット)
厚生労働省は「くるみん」の認定基準として、男性育休取得率の基準を現在の10%から30%に引き上げる方向で調整する。フルタイム労働者の平均時間外労働時間も、「月45時間未満」を「月30時間未満」へと引き下げる。年内に分科会の議論をまとめ、2024年以降に変更するよう関連省令を改正する。
国家公務員の男性育休取得率 初の7割超
投稿日時: 2023-12-11 (273 ヒット)
人事院の発表によれば、2022年度の男性国家公務員(一般職常勤)の育児休業取得率が72.5%(前年比9.7ポイント増)となり、初めて7割を超えた。取得期間は、「2週間以上、1か月以下」が48.6%で最も多く、「1か月超、3か月以下」が22.5%で続いた。政府は30年度までに民間を含む男性育休の取得率を85%まで引き上げる目標を掲げている。
高校生の扶養控除 縮小案
投稿日時: 2023-12-11 (306 ヒット)
16〜18歳の子どもがいる親に適用されている扶養控除について、政府が、2026年から、所得税の控除額を38万円から25万円に、住民税を33万円から12万円に縮小する案を検討していることがわかった。2024年12月から高校生にも児童手当が支給されることに伴うもので、どの所得層においても児童手当支給額負担増を上回るようにする。12月中旬の与党税制改正大綱に盛り込む方針。
技能実習に代わる新制度「育成就労制度」 1年で転籍可
投稿日時: 2023-12-04 (271 ヒット)
政府の有識者会議は24日、技能実習制度に代わる新制度創設等を盛り込んだ最終報告書をまとめた。原則就労1年超であること、一定の技能や日本語能力があることを要件として、同一業務区分内での本人の意向による転籍を可能とする。ただし、当分の間、各業界の判断で転籍制限期間を2年を超えない範囲で設定できるとする経過措置を検討する。この最終報告を受け、政府は来年の通常国会への関連法案提出を目指す。新制度への移行までには数年程度の周知期間を設けるとみられる。