厚生年金の年代別受給額が明らかに
投稿日時: 2017-07-03 (1222 ヒット)
厚生労働省は、厚生年金の年齢層別の受給額を初めてまとめ、社会保障審議会の部会で公表した。厚生年金の平均月額(基礎年金を含む)は、85歳〜89歳の17万959円が最も多く、65歳〜69歳では15万118円、60歳〜64歳では基礎年金がない人が多いため8万8,353円となった。
産業医の権限強化へ 企業に過重労働対策の報告義務
投稿日時: 2017-06-26 (1616 ヒット)
厚生労働省は、長時間労働や過労死を防止するため、産業医の権限を強化する方針を示した。産業医に過重労働対策を報告するよう企業に対して義務付け、対策を講じない場合には説明責任を果たすよう求める考え。また、産業医を簡単に解任できないような仕組みも設ける。今秋の臨時国会に関連法案を提出の方針。
約6割の保育所でメンタルヘルス支援が不十分
投稿日時: 2017-06-26 (1188 ヒット)
厚生労働省の研究班は、約58%の保育所において保育士の相談支援やストレスチェックなどの十分なサポート体制が整っていないとする調査結果を発表した。なお、約27%の保育所でメンタルヘルスケアが必要な保育士がいることがわかった。
「マタハラ」で労働局が是正指導 3カ月で840事業所
投稿日時: 2017-06-26 (1298 ヒット)
厚生労働省は、改正男女雇用機会均等法の施行により企業のマタハラ対策が義務化された今年1月から3カ月の間に、全国の労働局が840事業所に対しマタハラ対策が不十分だとして是正指導を行ったと発表した。内容は、マタハラを行った従業員への対処方針が不明確であったり、相談窓口が設けられていなかったりなど。
外国人技能実習生の介護分野受入れ まずベトナムから
投稿日時: 2017-06-19 (1250 ヒット)
政府は、外国人技能実習制度の対象に介護分野が加わったことに伴い、まずはベトナムから外国人技能実習生の受け入れを開始する。「ベトナム・モデルルート」と呼ぶ支援制度を構築し、日本語教育の環境整備から受入れ先の選定までをサポート。3年間で1万人の参加を見込む。
マイナポータルとLINEが連携へ
投稿日時: 2017-06-19 (1315 ヒット)
政府は、マイナンバーの個人用サイト「マイナポータル」と、スマートフォン向け無料通信アプリ「LINE(ライン)」を連携させることを発表した。アプリ上で利用したい自治体、サービス、申請内容などを検索・入力し、申請段階で該当サイトに直接繋がる仕組み。マイナンバーカードの普及率は現在9%程度と低迷しており、政府はマイナンバーの利用増加につなげたい考え。
「個人型確定拠出年金」の加入者が急増
投稿日時: 2017-06-19 (1261 ヒット)
個人型確定拠出年金の加入者数が今年5月に50万人を突破したことを、国民年金基金連合会が公表した。対象者をすべての現役世代(約6,700万人)とする今年1月の法改正の影響により、改正前の約1.8倍の増加となった。
中小企業の働き方改革支援で協議会設立へ 政府方針
投稿日時: 2017-06-12 (1431 ヒット)
政府は、経営基盤の弱い中小企業の働き方改革を進めるため、労務管理の負担を軽減するための助言や人材の仲介、ITを活用した職場全体の効率化等を支援する方針を示した。2018年度中に、経営者の代表や金融機関、社労士等が参加する協議会を全都道府県に新設。協議会からの要望を踏まえてきめ細かな支援策を打ち出し、長時間労働や低賃金の解消を目指す考え。
「厚生年金加入逃れ」対策強化 国税庁から毎月納税情報取得
投稿日時: 2017-06-12 (1293 ヒット)
厚生労働省と日本年金機構は、厚生年金の加入逃れの防止対策を強化する方針を明らかにした。今秋をめどに、国税庁からの源泉徴収義務のある企業の情報提供の頻度を「毎月」に変更(現在は年2回)。こまめに情報を得ることで迅速な指導と円滑な加入につなげる。また、新規事業許可申請の際に厚生年金への加入状況を確認する対象業種に「飲食」「理容」「社会福祉事業」なども加える。
個人情報の漏えい等が165件 2016年度年次報告
投稿日時: 2017-06-12 (1260 ヒット)
個人情報保護委員会の年次報告で、マイナンバーを含む個人情報の漏えいや紛失等が2016年度に117団体から165件報告されたことがわかった。内訳は、政府機関11件、独立行政法人等2件、自治体92件、民間企業60件。このうち100人以上に影響が及ぶ「重大な事案」は6件だった。