平成24年度労災保険料率の改定
平成24年4月1日から労災保険料率等について以下の改定が実施されます。
1.労災保険料率の変更
労災保険料率が改定されます。
保険料率表はこちら⇒労災保険料率表
2.第2種特別加入保険料率の変更
一人親方等の特別加入保険料率が変更されます。
保険料率表はこちら⇒ 第二種特別加入保険料率表
3.労務費率の改定
特定の建設業で労災保険料を計算する際、賃金見込み額の算出が困難な職種については、工事の請負金額に労務費率を乗じた額を賃金見込み額として適用します。
今回、この労務費率が改定されます。
労務費率はこちら⇒労務費率表
4.メリット制の適用要件改正
メリット制を適用できる事業の要件が改定されます。
改正要件はこちら⇒メリット制の適用要件の改正
平成24年度の労働保険料を計算する際は、これらの改正を反映するように注意しましょう!
平成24年度の健康保険料率の変更
協会けんぽの保険料率が平成24年3月分(4月納付分)から改定されます。
健康保険の保険料率は都道府県により異なります。
東京都の健康保険料率は、
現在:9.48% → 改定後:9.97%
となります。
その他の地域の保険料率はこちら(協会けんぽHP)
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/news/detail.1.92414.html
また、同時に全国一律で介護保険料も現在の1.51%から1.55%に引き上げられました。
新しい保険料率は、平成24年3月分(4月納付分)から適用されます。
給与計算担当者は保険料率の変更を忘れないようにしましょう。
平成24年度の雇用保険料率
平成24年度の雇用保険料率が発表されました。
詳細は以下のとおりです。
雇用保険料率 | 労働者負担 | 事業主負担 | |
一般の事業 | 1.35% | 0.5% | 0.85% |
農林水産・清酒製造 | 1.55% | 0.6% | 0.95% |
建設業 | 1.65% | 0.6% | 1.05% |
平成24年4月から変更となります。4月支払い分の給与計算の際は、ご注意ください。
平成23年9月から厚生年金保険料が改定されます。
平成16年の法律改正により、厚生年金保険の保険料率は、平成29年9月まで、毎年、改定されることになっています。今回、改定された厚生年金保険の保険料率は「平成23年9月分(同年10月納付分)から平成24年8月分(同年9月納付分)まで」の保険料を計算する際の基礎となります。
(現行)
・一般の被保険者の方 ・・・16.058%
・日本たばこ産業株式会社の被保険者の方 ・・・16.058%
・旅客鉄道会社等の被保険者の方 ・・・16.058%
・農林漁業団体の事業所の被保険者の方 ・・・16.058%
↓ ↓ ↓
(平成23年9月〜) 16.412%
(現行)
・坑内員・船員の被保険者の方 ・・・16.696%
↓ ↓ ↓
(平成23年9月〜) 16.944%
詳細はこちら⇒保険料額表(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)
協会けんぽの保険料率変更
協会けんぽ(全国健康保険協会)の健康保険料の料率が、
平成21年9月から都道府県ごとに変わります。
詳細は、以下のとおりです。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/1.html